朝の一杯は...
一緒に暮らしはじめてから、週末の朝にコーヒーや紅茶を淹れるのがわたしたちの習慣になりました。
きっかけは、はじめて一緒に暮らしはじめたアパートの近くに、とってもおしゃれなコーヒーロースターがあったことです。
もともとわたしはあまりコーヒーを飲む方ではなかったのですが、そのお店で飲んだスペシャリティコーヒー(生産量全体の0.5%以下の品質管理が徹底されているコーヒー)のカフェオレに感動して、自分達も家で淹れて飲むようになりました。ダーリンも私も酸味が少なく苦味が強い豆が好みです。なので、ブラジル産の豆を買うことが多いですね(笑)
ドリップコーヒーも好きですが、余裕のある日の朝は、ビアレッティでエスプレッソをつくるときもあります。機械でつくるエスプレッソほどではありませんが、濃縮された濃~いコーヒーを飲むことができます。
もうひとつ、寒い時期によくつくるのが、牛乳で煮出したミルクティーです。私はロイヤルミルクティーが大好きなんですが、寒くなってくるとアッサムティーの茶葉を買ってきて、小鍋に牛乳と砂糖を入れてミルクティーをつくります。少し手間はかかりますが、とってもおすすめです。最近はルピシアの「ルイボス アールグレイ」でミルクティーをつくるのもお気に入りです。
10月も下旬になって、だんだん寒くなってきましたね~
ブラジル嫌いのブラジル人
ダーリンはブラジル人なのに、ブラジルが嫌いです。
私がブラジル行きたいとか、ブラジルに住んでみたいというと、いつも嫌がります。
ダーリン曰く、ブラジルは治安が悪いし、年中暑いし、インフラも整っていないし、売ってないものがありすぎるそうです。
- 治安
ダーリンの地元は田舎なのであまり治安が悪い地域とはいえないですが、それでも何度か怖いめにあったことがあるそうです。夜中に出歩いたり、女性が一人で歩いたりするのは危険ですし、現金は極力持ち歩かず、高価な服やアクセサリーは身につけないようにする必要があります。
- 暑さ
ブラジルの中でも、赤道に近い都市になればなるほど、強烈な日差しの中に暮らすことになります。ダーリンは肌がとても弱いので、焼けるような暑さはつらいようです。
- 行政
賄賂大国のブラジルでは、政治がきちんと回っておらず、道路や公共交通機関のようなインフラは遅々として工事が進まないそうです。実際私がブラジルへ行ったときも、ガタガタの道路に驚きました。停電もよくあることだそうです。
- 輸入品
関税が非常に高いブラジルでは、海外製品はすべて超高額になります。日本で買うときの数倍の値段になることはよくあることです。そのわりに、一次産業以外の産業があまり育っていないため、食料以外の物資はかなり不足しているといっていいかもしれません。
...と、ダーリンが嫌いなブラジルの悪いところをあげてみましたが、私としては治安以外は許容範囲内なんですけどね。
どこの国にも良いところもあれば、悪いところもあると思います。
ブラジルの人はあたたかいし、家族を大事にするし、食べ物が豊富でおいしいし、労働者の権利が強くて休みが長く、ゆとりをもって暮らせると私は思います!
家事分担の話
ダーリンと私は共働きです。
なので、いかに効率よく、分担して家事をこなしていくかは死活問題です。
ブラジルの中流家庭で育っているダーリンは、あまり「家事」に慣れていません。何故なら、ブラジルの中流以上の家庭には大抵、通いや住み込みのお手伝いさんがいるからです。ダーリンの両親も基本的には家事をしません。
大学に入ってルームシェアや寮生活を始めたダーリンは一通りの家事はそれなりにできるようにはなりましたが、「効率よく」「家計を考えて」やるということはあまり得意ではないようです。洗濯は着るものがなくなったらやる、とか...
一緒に暮らしはじめてからしばらくは、ダーリンの生活力のなさにたびたび私がキレて、喧嘩をしたりもしました。
家事に非協力なわけではないんです。むしろ、やってと言えばお風呂掃除でも洗濯でもなんでもやってくれるんですが、いちいち時間がかかるんですよね(笑)まあ世界男女平等ランキング114位の日本人男性と比べれば、家事に対する意識の差は格段に違うと思いますが。
苦手なことを克服するのにはかなりの労力がかかるので"私たちはお金で解決できることはお金を出そう"という方針にしています。私もその方が楽ですしね。
お金をかけてやれることを知ると、むしろなんでこんな家事を自分でやってたんだろう?と不思議に思うくらいです。文明の利器にまかせるところはまかせればいいじゃない!と今では声を大にしていいたいですね!
主に私たちがお金をかけているのは次の二つです。
- 食洗機
洗い物は、わたしもダーリンも大嫌いです。手も荒れるし、楽しさを見出だせません。私たちが買ったのはパナソニックの食器洗い乾燥機で、キッチンに後付けで設置できるタイプのものです。(食洗機市場はほとんどパナソニック社が独占しています笑)フライパンまで入るなるべく大きいタイプがおすすめです!
- 食材宅配サービス
料理って、ただつくるだけではなくて、ものすごく労力がかかりますよね?残っている食材をチェックして、数日先まで献立を考えて、買い物に行って、つくりおきして...。めんどくさいですよね!?食材宅配サービスは、その日に必要な分の食材をレシピと一緒に毎日届けてくれるサービスです。献立を考えたり、食材を余らせることがなくなるので、すごーく便利です!私たちはヨシケイのサービスを利用してるんですが、調べると思っている以上にたくさんの会社がこのサービスをしているので、いろいろ試してみるのもよさそうです。無駄な買い物もなくなるし、一石三鳥くらいのサービスです♪
あとは、お掃除ロボットと高機能なオーブンレンジを買いたいな~
ブラジルに行ったときの話③
今日はブラジルの市場の話です。
ダーリンの実家に遊びに行ったとき、Mercado Central(中央市場)に行きました。
イメージに近いのは築地市場とイオンモールを足して2で割ったような感じでしょうか。
巨大な建物の中に、あらゆるお店がところ狭しと並んでいます。買い物もできるし、食事もできるので、観光するときもぜひ立ち寄ってほしい場所です。
チーズ屋さん。酪農大国ブラジルでは、いろんな種類のチーズがあります。わたしのおすすめはカトゥピリチーズです!日本ではおそらく手に入らないと思うので、ブラジルに行くときは絶対食べてほしいです。クリームチーズのような甘味のあるチーズです。
ブラジルのお酒といえば...カサーシャですね。ブラジル人は「小鳥は飲まない水」「汚れなき存在」「貧乏人の毛布」などいろいろな呼び方で呼んでいるそうです。
市場では、食べ物や飲み物だけではなく、電化製品や家具、お花、生き物まで売っています。衛生環境はあまりよくなさそうです(笑)
私はこういうごちゃごちゃした市場、大好きです♪ダーリンは人ごみが嫌いなので好きじゃなさそうでしたが(笑)また行きたい場所の1つです!
国際結婚ブログにハマったきっかけ
ブログの最初の記事に、私は国際結婚ブログが大好きだと書いたんですが、ハマるきっかけになったブログがあります。
それは、ブログ「何の因果か、漫画オタ外人と結婚してしまった」です!
作者のムッキーさんと、旦那様のJさんが面白すぎて、一気読みしてしまいました。
オタクなJさんとダーリンは似ているところもあり、勝手に共感してしまったり。私もムッキーさんのように絵が上手であれば、漫画ブログにしたかったです。
国際カップルがよくされる質問 その2
前回の記事で、国際カップルがよくされる質問について書きました。今回はその続きです。
私がよくされる質問の1つに、「結婚したら名前はどうなるの?」というのがあります。
答えは、「好きに選べる」です。
日本でも近年、夫婦別姓を求める裁判が話題になりましたが、実は夫婦別姓を禁じているのは日本人同士が結婚する場合のみなので、国際結婚の場合は夫婦別姓でも同姓でも好きな方を選べるんです。なんなら、二つの名字を合体させて新しくつくることもできちゃいます。
というのも、外国人には戸籍がないため、結婚するだけでは私の名字は変わりません。私の戸籍の配偶者欄にダーリンの名前が追記されるだけです。なので、名字を変える場合には結婚手続きと同時に名字を変える申請をしなければならないんです。そのとき、配偶者の名字にしてもよいし、「スミス山田」のような複合姓にしてもよいというわけです。
ちなみに、ブラジルなどのラテン系の国では、名字が二つあることが一般的です。子供が生まれたとき、父親と母親の名字から一つずつもらう慣習があるためです。だからブラジルの家族メンバーはみんなそれぞれ名字が違う、ということもあります。
お父さんはジョアン・サントス・ピケ
お母さんはマリア・シルバ・サイトウ
子供はヘルナンド・サントス・シルバ
のような名前になるわけです。
ちなみに私たちは、結婚したら夫婦別姓の予定です。私は名前を変えるのがめんどくさいので、そのままでいいかなと。でも日本人になりたいダーリンは、名字の片方を私の今の名字に変えようかな、とも言っています。
好きに選べるのは国際結婚の利点ですね。