ブラジル人と結婚するときの手続き その3
昨日の続きです。
ブラジル人と日本国内で結婚するときの手続きについてです。
昨日は日本で婚姻届を提出するまでの流れについて説明しました。
今回は、ブラジル本国へ結婚したことを報告する手続きになります。
- ④ブラジル大使館/領事館で結婚を報告する
日本の法律で結婚したことを、ブラジルに報告してブラジルでも有効にさせる手続きになります。再度、東京か名古屋か浜松の大使館/領事館に赴く必要があります。今回は日本人配偶者の来館が必須になります。これで手続きは完了です。
- ⑤ブラジルで正式に届け出を出す
そのあと、正式にはブラジル国内で効力を発揮させるためには、大使館/領事館で発行された婚姻証明書をブラジルの登記所に提出しなければなりません。
以上でブラジル人と日本で結婚する場合の大まかな流れは終わりです。
ビザを配偶者ビザに切り替える場合は、さらに大量の書類と入管での面接が待っています。わたしたちの場合は配偶者ビザへの切り替えは予定していません。ダーリンはすでに最長の5年の就労ビザがあるため、切り替えるメリットがあまりないからです。もし切り替えるとしたら、結婚後3年経ったあと、永住ビザを申請するかなあ、という感じです。
国際結婚で一番大変(面倒)なのは、やっぱりこうした手続き関係かなあと思います。特に、お互いの国の言語がわからないと、どちらかに負担がかたよるので、大変だろうな~と思います。
わたしたちも来年くらいには重い腰をあげて手続きしようかな~と思っているので、そのときのレポはまた載せようと思ってます♪
ブラジル人と結婚するときの手続き その2
昨日の記事の続きです。
ブラジル人と日本国内で結婚する場合の手続きについてです。
- ①ブラジルで出生証明書を取得
まず最初に、「6ヶ月以内に発行された出生証明書」を取得する必要があります。出生証明書はブラジル人にとっての身分証明書のようなものですが、大使館や領事館では取得できず、必ずブラジル国内から申請をしなければなりません。そのため、ブラジルにいる家族や親戚に代理対応をお願いすることになります。この時点で家族に結婚を反対されてる!なんてことがあれば、そもそも結婚手続きができないという事態になりかねません。
そしてこれは②の「婚姻要件具備証明書」を取得するために必要になります。(市によっては出生証明書が婚姻要件具備証明書としてそのまま利用できることもあるそうです)
- ②ブラジル大使館/領事館で「婚姻要件具備証明書」を取得
婚姻要件具備証明書とは、「ブラジルで婚姻をしてませんよ=重婚はしませんよ」ということを証明する証明書になります。外国人が日本で結婚する場合必ず必要になる書類です。
①で取得した出生証明書を持って、ブラジル人の証人二人とともに大使館か領事館で申請する必要があります。(証人はブラジル人じゃなくてもよいのですが、その場合は日本の公証人役場で署名が必要になり、+数万円かかります)
しかも、ブラジルの大使館/領事館は東京と名古屋と浜松にしかないため、特に西日本に住んでいる場合(=私)は名古屋まで行かないといけません。とても不便です。
③日本の市役所で婚姻届を出す
「婚姻要件具備証明書」が手にはいったら、いよいよ婚姻届を提出します。
「婚姻要件具備証明書」はポルトガル語で書かれているため、日本語に翻訳する必要があります。ここで自分がポルトガル語が読めなかったり、パートナーが日本語が書けない場合はプロに翻訳を依頼しなくてはいけないはめになります。国際結婚において語学は必須です。
市役所に婚姻届を出すというだけでここまで大変なことがわかりますね。(だから私たちの結婚手続きはまったく進んでいません。面倒くさくて...)
続きはまた明日
ブラジル人と結婚するときの手続き
ブラジル人に限らず、外国人との結婚というのはなかなかに大変です。
移住を伴わない結婚でも、日本人同士の結婚と比べると、煩雑な手続きが待っています。
結婚手続きの詳細については、実際にわたしたちが結婚する際にまたブログにのせていこうかなと思いますが、今回はブラジル人との結婚手続きがどのようなものかざっくり紹介したいと思います。
手順をまとめると以下のようになります。
①ブラジルで出生証明書を取得
②ブラジル大使館/領事館で「婚姻要件具備証明書」を取得
③日本の市役所で婚姻届を出す
④ブラジル大使館/領事館で結婚を報告する
⑤ブラジルで正式に届け出を出す
日本だったら③だけで終わりなのに、だーいぶ長くなりますね!これでも、移住する方と比べたらかなり楽な方だと思います!
続きはまた明日書きます。
(写真はカピバラです)
国際カップルがよくされる質問 その3
国際カップルがよくされる質問です。
「彼氏とどこで出会ったの~?」
「外国人ってどこで出会えるの~?」
これ結構よくされるんですけど、そんなに外国人って周りにいないものでしょうか?
私の答えは「大学」です。
私の通っていた大学は学生の1割くらいが留学生だった(国際教養とか外国語とかの専攻でもないです)ので、クラスにも、サークルにも、ゼミ(研究室)にも留学生はいました。なので、普通の日本人学生と同じように出会いはありましたし、交際してるカップルも周りに普通にいました。
クラブで出会った、とか、旅行先でナンパされた、とか、SNSで知り合った、とかでは全くないです(笑)
外国人だからといって、「ここでしか出会えない」とか「こうしたら恋人になれる」とかないと思います。日本人との恋愛とあまり変わらないです。
おそらくどこの大学でも、一定数留学生っていると思うんですけどね。
不思議です。
朝の一杯は...
一緒に暮らしはじめてから、週末の朝にコーヒーや紅茶を淹れるのがわたしたちの習慣になりました。
きっかけは、はじめて一緒に暮らしはじめたアパートの近くに、とってもおしゃれなコーヒーロースターがあったことです。
もともとわたしはあまりコーヒーを飲む方ではなかったのですが、そのお店で飲んだスペシャリティコーヒー(生産量全体の0.5%以下の品質管理が徹底されているコーヒー)のカフェオレに感動して、自分達も家で淹れて飲むようになりました。ダーリンも私も酸味が少なく苦味が強い豆が好みです。なので、ブラジル産の豆を買うことが多いですね(笑)
ドリップコーヒーも好きですが、余裕のある日の朝は、ビアレッティでエスプレッソをつくるときもあります。機械でつくるエスプレッソほどではありませんが、濃縮された濃~いコーヒーを飲むことができます。
もうひとつ、寒い時期によくつくるのが、牛乳で煮出したミルクティーです。私はロイヤルミルクティーが大好きなんですが、寒くなってくるとアッサムティーの茶葉を買ってきて、小鍋に牛乳と砂糖を入れてミルクティーをつくります。少し手間はかかりますが、とってもおすすめです。最近はルピシアの「ルイボス アールグレイ」でミルクティーをつくるのもお気に入りです。
10月も下旬になって、だんだん寒くなってきましたね~
ブラジル嫌いのブラジル人
ダーリンはブラジル人なのに、ブラジルが嫌いです。
私がブラジル行きたいとか、ブラジルに住んでみたいというと、いつも嫌がります。
ダーリン曰く、ブラジルは治安が悪いし、年中暑いし、インフラも整っていないし、売ってないものがありすぎるそうです。
- 治安
ダーリンの地元は田舎なのであまり治安が悪い地域とはいえないですが、それでも何度か怖いめにあったことがあるそうです。夜中に出歩いたり、女性が一人で歩いたりするのは危険ですし、現金は極力持ち歩かず、高価な服やアクセサリーは身につけないようにする必要があります。
- 暑さ
ブラジルの中でも、赤道に近い都市になればなるほど、強烈な日差しの中に暮らすことになります。ダーリンは肌がとても弱いので、焼けるような暑さはつらいようです。
- 行政
賄賂大国のブラジルでは、政治がきちんと回っておらず、道路や公共交通機関のようなインフラは遅々として工事が進まないそうです。実際私がブラジルへ行ったときも、ガタガタの道路に驚きました。停電もよくあることだそうです。
- 輸入品
関税が非常に高いブラジルでは、海外製品はすべて超高額になります。日本で買うときの数倍の値段になることはよくあることです。そのわりに、一次産業以外の産業があまり育っていないため、食料以外の物資はかなり不足しているといっていいかもしれません。
...と、ダーリンが嫌いなブラジルの悪いところをあげてみましたが、私としては治安以外は許容範囲内なんですけどね。
どこの国にも良いところもあれば、悪いところもあると思います。
ブラジルの人はあたたかいし、家族を大事にするし、食べ物が豊富でおいしいし、労働者の権利が強くて休みが長く、ゆとりをもって暮らせると私は思います!