ブラジル人とアメリカを旅行するとき
ブラジル人と海外旅行をするとき、大変なことが1つあります。
それは、パスポート問題!!!
ブラジル人はヨーロッパの一部を除くほとんどの国で、観光ビザが必要になるのです。
今度、ダーリンと一緒にアメリカ旅行に行くんですが、そのビザ取得がなかなかに大変だったので、今日はそのお話をします。
日本人はアメリカ旅行をする際、ネットでESTAの申請をして終わりですよね。
ブラジル人の場合は、観光ビザ(B-2ビザ)を取得する必要があります。
ビザの取得には簡単にいうと、
- 必要書類の取得
- ネットで申請
- 申請料支払い
- 面接予約
- 大使館/領事館で面接
という5つのステップが必要になります。
全部で1ヶ月ほどかかるので、旅行を予定している人は要注意です!
正直、結婚の手続きと同じくらいめんどくさかったです...(笑)
簡単に手続きを説明しますね。
- 必要書類の取得
観光ビザに必要な書類とは「英文の銀行の口座残高証明」です。
旅行に行って帰ってくるまでの費用を、すべて賄うだけの資金力があることの証明が必要になります。
目安としては、少なくとも50万円以上は残高があることが必要なようです(高ければ高いほどいいです)。
アメリカに不法に移住、就労するのを防ぐための審査になります。
ダーリンはゆうちょで申請しました。
英文の証明書を即日で発行してくれます。
他の銀行だと、発行まで時間がかかることもあるのでご注意ください。
- ネットでの申請
次に、DS-160オンライン申請書の作成のウェブサイトで、申請書を作成します。
Google CromeやInternet Exploreでしかうまく起動できないなど、PC環境に制限があるのでご注意ください。
また、時間制限もかなりギリギリで設定されており、途中でうまく保存できなかったり、タイムオーバーになるとやり直しになります。
ダーリンはこれにかなりやられました!
予め申請項目を確認し、パスポート番号や滞在先情報などすぐに参照できるように手元に用意して始めることをおすすめします!
項目の入力だけで1~2時間かかるので、時間に余裕があるときに始めた方がよさそうです。
- 申請料支払い
無事に入力が完了したら、申請料の支払いです。
支払いはPay Easy ATMで支払います。
金額は160ドルです。
高い!!!
- 面接予約
支払いが完了したら、ネットで大使館/領事館での面接の予約をします。
平日しか開いてない上に、数週間先まで予約が埋まっていることもあるので、注意です!
ダーリンは平日の朝一で行ける日を選んで予約しました。
- 領事館での面接
最後に、予約した日時に領事館で面接を受けます。
朝一(8時頃?たしか...)に領事館に行ったところ、すでに何組か並んでいました。
営業時間が始まるまでは並んで待機です。
アメリカ領事館は入り口に警察が立っていて、物々しい雰囲気...ブラジルの領事館とは全然違いますね!
朝一に予約したので、すぐに順番が呼ばれ、ダーリンがビルに入って15~20分ほどで終わりました。
(面接のない人は家族でも中に入れません)
聞かれたのは目的や行き先など簡単なことだったようです。
その場で「ビザは郵送するね」的なことを言われ、無事に終了しました。
コツとしては、怪しまれないようビジネスマンらしい清潔な服装で行くことでしょうか?
日本人と結婚していて、日本で働いている時点で、あまり移住を怪しまれずすんなり終われるようでした!
以上、めんどくさいアメリカビザ申請のお話でした!